以前Lightroom2からLightroomを利用していたが、iPhoneへの親和性を考えてApertureに移行してしまった。ApertureはApple製アプリとの連携やiPhoneへの同期機能は秀逸。編集機能も充実。といった感じで大満足だったのだが、残念なことに開発が停止してしまったので、PhotosかLightroom6への移行を余儀なくされてしまった。。。
今回、Lightroom6への移行を選択したので、Flickrユーザの方がいれば参考にしていただければと思う。今日発表されたLightroom6では顔認識機能が搭載されたので、Apretureからの実質的な移行先はLightroom6になるんじゃないかと思う。
ただ、Apple製アプリ(フォトストリーム含む)とどうしても密な連携をしたい場合は、Photosを利用するほうが良い気がする。
■ユーザの前提条件
- Apertureを使っていた
- Apertureの顔認識機能がすごい便利と感じていた
- Flickrに写真を同期させている
- iPhoneへの写真同期は特に必須と考えていない。
■結論
この条件が当てはまるユーザはPhotosでの写真管理は諦めたほうが良い。移行してみて何が辛いかというと、FlickrへのアップロードがPhotosの機能(正確にはOSXの標準機能?)だと、一度にアップロードできる上限が仕組み的には100枚までで、実質10枚ぐらいの選択で運用しないと、適切にアップロード出来ない事象が多発するためだ。
■ApretureからPhotosへの移行
標準でライブラリの移行機能があるため、特に問題は感じなかった。顔認識機能もあるし、連絡帳との連動もいけた。気になったが、どうとでもなった点
- 調整したパラメータは画像としてはリセットされないものの、調整項目が変更(減)となっているため、露出補正等の値が中央値にセットされていたのが少し気になった
- 評価(★)データが消えてしまって、スマートアルバムのベストショット管理ができなくなってしまった
- 皆様がやる気を無くされた原因の一つの調整項目は純減となったが、自分は殆ど修正をしないのでPhotosレベルの修正内容で事足りた。
致命的だった点
- Flickrへのアップロードがろくに使えなくなった
■ApertureからLightroom6への移行
標準でApretureライブラリからのImporterPluginがインストールされているため、移行についてはさほど問題は起きない。なお、★のレーティング・キーワードは引き継がれる。気になったが、どうとでもなった点
- Apretureの調整項目は調整結果がjpgとして出力され、実フォルダ内にjpeg+rawとして移行されていた。もともと傾き調整と露出補正ぐらいしかしていなかったので良い。
- Apertureのフォルダとイベントは、コレクションとプロジェクトという単位で保存される。なお、前述のjpgはここには含まれない。
- 実フォルダの構成は移行プラグインが以下のように設定してくれる。
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|-- 2015-04-20
致命的だった点
- フォトストリームが使えない。。。
とはいえ、そこまで致命的でもないので、月額1000円程度払うことにしました。
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